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長岡高専解析・確率セミナー
2011年度より始めた, 長岡高専数学談話会を継承し, 2012年度より「長岡高専解析・確率セミナー」とリニューアル致しました. 知見を広めるため, 解析学, 確率論を始め, ポテンシャル論, 微分幾何, 代数など幅広い分野の研究について月1回程度のペースで, 1時間程度の講演を行います.
専門的な内容を平易に解説しつつ御講演頂きます. 興味のある方はどなたでもご参加下さい.
また, 講演して頂ける方を随時募集しております. 是非世話人までご連絡下さい.
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世話人:
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- 長岡工業高等専門学校 一般教育科 高橋 剛 (takeshi☆nagaoka-ct.ac.jp)
- 長岡工業高等専門学校 一般教育科 田原 喜宏 (tawara☆nagaoka-ct.ac.jp)
(☆は@で書き換えて下さい).
本セミナーは, 2012年度から
科学研究費補助金(若手研究(B))「ファインマン・カッツ汎関数に基づく確率解析とポテンシャル論への応用」
研究代表者 田原 喜宏(研究者番号00567901), 課題番号 24740093
の補助を受けています.
次回予告
第3回
- 日時
- 10月26日(金)16:30−17:30
- 場所
- 長岡高専420講義室
- 講演者
- 塩沢 裕一 氏 (岡山大学大学院自然科学研究科)
- 題目
- 対称マルコフ過程の長時間挙動の解析
- 概要
- 対称マルコフ過程の長時間挙動に関連する話題について話します。
特に,粒子が状態空間の中にいつまでも留まる(この性質を保存性と呼ぶ)ための十分条件を紹介し,対称安定過程に関連した確率過程への応用例について述べます。
2012年度
第1回
- 日時
- 6月14日(木), 17:00-18:00
- 場所
- 長岡高専420講義室
- 講演者
- 土田 兼治 氏 (防衛大学校数学教育室)
- 題目
- 大偏差原理について
- 概要
- 大偏差原理は、大数の法則、中心極限定理とならぶ確率論の主要な極限定理の一つです。ここでは特に加法的汎関数と呼ばれる確率過程に対する大偏差原理が成立するための十分条件について述べます。
第2回
- 日時
- 7月12日(木)16:30−17:30
- 場所
- 長岡高専420講義室
- 講演者
- 深澤 知 氏(山形大学 理学部 数理科学科)
- 題目
- 代数多様体のガロア点の研究とその展開
- 概要
- 射影代数的超曲面に対する「ガロア点」は1996年に
吉原久夫氏(新潟大学)により導入され、現在までに様々な結果が得られています。その重要な成果のひとつは「ガロア点の配置による射影代数多様体の分類」です。これら分類結果についていくつかを紹介したいと思います。また、ガロア点研究のひとつの「展開」として、符号理論との関係が見出され始めたことを紹介したいと思います。
第3回
- 日時
- 10月26日(金)16:30−17:30
- 場所
- 長岡高専420講義室
- 講演者
- 塩沢 裕一 氏 (岡山大学大学院自然科学研究科)
- 題目
- 対称マルコフ過程の長時間挙動の解析
- 概要
- 対称マルコフ過程の長時間挙動に関連する話題について話します。
特に,粒子が状態空間の中にいつまでも留まる(この性質を保存性と呼ぶ)ための十分条件を紹介し,対称安定過程に関連した確率過程への応用例について述べます。
過去の記録